春を待つ
東北の裂織り
2002年 2月14日(木)-23日(土)
AM 11:00-PM 7:00(日曜休廊)



旅の途中の古民具店の店先で裂織りの敷物を見つけました。広げてみると、
色も鮮明でいたみもなく「最近、織られたものですか」と、店のオバサンに声を
かけたところ「大正から昭和のはじめの東北のものだよ、祝い事のために大
事に仕舞われてたんだよ」と言います。それにしても何という色彩の鮮やかさ、
東北=渋い、などと勝手に決めていた私の先入観をくつがえすようで、北欧の
タピストリーを思い出しました。


そうか、これは春を待つ北国の人たちの心なんだ!!
そう気付いて改めて見直すと、それは、織り手一人ひとりの胸ふくらむような
光への思いにあふれていて、どれがいいとか、悪いとか、植物染料だろうか、
化学染料だろうか等という小さなこだわりが無意味に思われ、積んであった20
枚、全部抱えてきました。敷物にも、勿論ベッドカバーやタピストリーにも、部屋
の中がパッと明るくなります。 お出かけください。