プロ、アマチュアを含めて、多数の陶芸家のいる中で、その人らしい個性が八ツキリとあって、しかもこれ見よがしの作為を感じさせない作品を作るのは、なかなか大変なことだと思います。
下さんの作品は彼が大好きだという中近東の幾何学紋様が、日本の伝統的な土びんや徳利、湯呑などにマッチして不思議な魅力を持っています。ふたの裏から器の中、底にまで描かれた線や紋様が嫌味がなく、うるさく感じられないのは何故でしょうか。空間を埋めつくすその紋様によって、かえって小さな器が存在感を増し、オリエントの小さな宝ものを手にしているようです。
今回は、前回好評だった急須、士びんに加え、皿や片口、ピッチャーなども作っていただきました。
ご高覧ください。



同時開催[コーナー企画]

中国の小さな仏

座右にあって微笑みかけてくれる小さな仏さまを展示いたします。