竹倉美香さんの作品の中に登場する動物や人は、みんな可愛いいけれど、どこか怖い・・・。そしてそれが真鍮のにぶいひかりの中で、独得の表現となつている。そのかたちが生まれる原点はナニ?と聞く機会を逸したけれど、若い美香さんの創るかたちに、どこか懐かしさを覚えるのは、その辺なのだろうか。近年のアニメのキャラクターたちの“可愛いさ”はおおむねどこかべタベタした感じがしてなじめない。私が子供の頃に読んだ本の挿絵などは、子供に迎合する可愛いさはなかったように思う。それだけに印象深く、子供心に物語の闇の部分をも感じさせてくれた。
”鏡よ鏡、世界で一裔美しいのは誰?白雪姫の魔女の鏡みたいなの、いいよネ”なんて、勝手な希望をたくどん言ったけれど、時計や鏡、アクセサリーなど、美香さん独得の不思議な世界を展開してくれると思う。 (繭)



相田東子ひとり語リ ー物語がはじまる−

●10月30日(土)PM7:00〜 ●会費=2500円(申し込みは繭まで)