一枝の布を輪に縫い合わせただけの筒型の腰布は、東南アジア各地に見られアジアの衣服の原点とも思えます。ある時は腰布に、ある時は肩や頭に、またある時は赤ん坊を抱えるおぶい布にと、柔軟性に富む‘‘纏う’’という文化。

アンコールの遺跡群を旅した時、どの璧にもこの腰布を纏ったたくさんのアフサラス(天女)が微笑んでいて伝統を間近に見る思いがしました。 また、トンデサッフ湖で沐浴していた若い女性が水から上がると、美しい黒髪とともに身体にまつわりついた布を手早く胸元で結び直し、そのしなやかな仕草は現代のアプサラスとも思えてまぶしく、今も目に焼きついています。4回も5回もくくっては染めくくっては染め、そして絹に織り上げられたタイやミャンマー、カンボジアの絹絣は女性たちが自分のためにたくさんの手順を重ねたものです。女性のお洒落心、また太めあり小さめありと彼女たちの姿、かたちも思いおこされてほほえましい。残念ながら今急速にすたれつつあるこの美しい布を是非ご貰いただきたく多数展示いたします。またなんとか“纏う”という衣のかたちを、現代の私たちの生活の中に取り込めないものかとワークショツフを企画しました。男性も大歓迎です。どうぞふるってご参加ください。

一鷲明伶ライブ2部・・・旅のまにまに

 3月30日 水曜日 午後7時より/会費:2500円/内容:未定

ワークショップ 【纏おうマドミ】

3/30(水)、4/6(水)1時より5時までやっています。ご都合の良い時に・・尚、3/30(水)5時より一鷲明伶氏特別出演の投銭ライブも予定しています。